日本橋のすぐ近く、東京都中央区日本橋本石町2丁目1に、日本銀行の旧館があります。
どっしりとした石造りのこの建物は国指定の重要文化財ですが、この辺りの人通りは少なめで、土日などはゆっくりと建物を観賞できます。
建物周囲を歩いてみると、北門が新館入り口、東門が旧館にあることがわかりました。
旧館南側の門は館内見学者の入場門のようですが、現在は閉鎖されているようです。
この門の道を挟んで向かい側に貨幣博物館があります。
貨幣博物館は入場料無料で、お金に関する展示物を見ることができ、同時にお金の歴史も学ぶことができます。
入り口にはガードマンさんが必ず立っているので、少々入りづらい雰囲気もあり、そのためかはわかりませんが館内が混雑しているのをあまり見たことはありません。
1階の受付で荷物検査をした後、2階に行くと、右手にお土産屋さんがあって、そのすぐ先の右手側にお金の歴史を学べる動画を映し出すモニターが、左手側に展示室入り口があります。
展示室のケースの中には、古代から現代に使用された貨幣が沢山並べられており、黄金色に輝く小判も多く展示されていて、結構な目の保養になりましたw
館内は撮影禁止ではあるものの、博物館の展示に関する資料や、お金の豆知識として「金座の歴史」「江戸時代の貨幣制度」などが書かれた資料を、無料で持ち帰ることができます。
江戸時代のお金の偽造防止技術なども紹介されていて、子供も大人も楽しめる場所としてお勧めです。
【施設情報】
住所:東京都中央区日本橋本石町1-3-1(日本銀行分館内)
開館時間:9:30~16:30(入館は16時まで)
休館日:月曜日(ただし祝日は開館)年末年始(12月29日~1月4日)、他展示入れ替え日
アクセス:
半蔵門線 三越駅前B1出口から徒歩1分、銀座線 三越駅前(A5出口)から徒歩2分
東西線 日本橋駅(A1出口)から徒歩6分
JR東京駅日本橋口から徒歩8分
コメント